「大富豪」というトランプゲーム、地域によっては「大貧民」とも言う。3が最弱で2(あるいはジョーカー)が最強というルールでカードを出していく。勝者(大富豪)と敗者(大貧民)は次の回で強いカードと任意の弱いカードを交換するためヒエラルキーがつくられるが、同じカードを4枚出せば「革命」とされて強弱が逆転し、大貧民にも勝ちの目が生まれる。 …と、いちおう大富豪のルールを書いてはみたが、今回はこのゲームについての記事ではありません。あれってトランプがなくても出来る、ということです。いや、厳密には、トランプがないならないでまったく別のゲームとして成立することが分かったのだ。それが難しくておもしろい、という話。