世界一危険な都市・メキシコのシウダ―フアレスに面する、アメリカ-メキシコ国境の街に、当たり前のようで当たり前でない光景を見た。 みなさんこんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。前回のラスベガスからアリゾナ(グランドキャニオンやセドナ)を回って、メキシコとの国境の街・エルパソまで移動してきました。今後、メキシコ側のシウダ―フアレスからメキシコに入ります。 より大きな地図で 現在地 を表示 エルパソの街並み エルパソにはメキシコとの国境をまたぐ橋が5つあって、毎日、たくさんのメキシコ人が歩いてアメリカ側にやってきます。そして、夕方になると、国境ゲート付近にはメキシコへ帰る人の行列ができます。国境をまたぐ帰宅ラッシュ。彼らが帰っていくのは、近年、メキシコで勃発している麻薬抗争の最前線、「戦争地域以外では最も危険な街」と言われるシウダ―フアレスです。 シウダ―フアレスの治安状況は以下のような感じです