「学び」の構造 作者:佐伯 胖東洋館出版社Amazon TwitterのTLで見かけた、佐伯 胖さんの書かれた『学びの構造』という本が気になって読んでみた。 昭和50年に発行されて、今年になっても増刷されている歴史ある1冊。 元々、学校教育の現場の人向けに書かれている本みたいだけど、「学ぶことを指導する立場」の人であれば必ず刺さる内容ばかりだった。 特に第二章の”「おぼえる」ことと「わかる」こと”で語られている、「わかる」の定義は必読。 「わかる」とは「わからないところがわかる」ことだと定義し、そこから「わからない部分」に行き当たると「疑問がわき」、それが全体を統合する働きをする、という流れは非常に納得感が有った。 そう、確かに分かっていないと疑問にも思わないし、質問も出てこない。そして「分かった気になって」、やろうとしても実は理解していないから「手順通りのこと」はできても、その先ができな
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