2013年5月4日のブックマーク (2件)

  • 4.29の朝日俳壇・歌壇 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    私は詩人(含む俳人)を自称していますが、最近では会心作が作れていません。想像力の欠如があるとは思っているのですが、それをいかんともし難い。ちょっと勉強の意味で上記文献をひも解いてみました。ちなみに、私が理想とするのは以下の詩です。 参考過去ログ:ナタでヒゲ剃る女 http://d.hatena.ne.jp/iirei/20070318 朝日新聞の歌壇の場合も俳壇の場合も、4人の撰者が10編づつ撰びますが、俳壇の場合は撰に重複なし、歌壇の場合には重複の場合があります。今回挙げるのは2013.04.29の紙面からです。 まず歌壇を見て行きますが @TPPの説明会に村人は 田畑の匂い持ちて集ひ来  (さいたま市 泉 明) @重力がいつもの2分の1になる 受験番号見つけたときから  (大宰府市 須田 紫野) @削られし土はしずしず土中へと 柩の如く埋められてゆく  (福島市 美原 凍子) 時事問題

    4.29の朝日俳壇・歌壇 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2013/05/04
    [私は詩人(俳人)を自称しているが、最近の作品はサッパリである。勉強のため朝日新聞の俳壇をみると「蟻穴を出て太陽を背負いたる」などという優れた句を発見した。この句、神話的で大層よろしい。]
  • ハイジ〜アルムおんじの魂の遍歴 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    2013年1月23日、郵便局が以前からやっている「アニメ・ヒーロー・ヒロイン切手」第19集「アルプスの少女ハイジ」10枚組セットが発売されました。もともと切手マニアだった私は絵柄も良いことだし、1シート買ってみました。そこで思い出したのですが・・・ この作品は通常、主人公のハイジの成長過程を描いたものと言われ、作者のヨハンナ・シュピリ(スピリ:1827−1901)は、みずからの人生と絡めて、ハイジの精神的・全人格的な成長を描いていくとされますが(こういう作品を教養小説:Bildungs Roman)といいます)、あるブログで(誰のだったかは忘れましたが)、「この作品はなにより、アルムおんじ(おじさん)の魂の遍歴を描いている」と言うのです。それじゃあ、というので図書館から「アルプスのハイジ」(スピリ:原作 岡上鈴江:訳;金の星社)という児童書を借りて読みました。児童書とは言え、分量はあり、読

    ハイジ〜アルムおんじの魂の遍歴 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2013/05/04
    [「アルプスの少女ハイジ」は、もちろん主人公ハイジの成長過程を追った話であるが、アルムおんじがその凍てついた魂を解きほぐされていく話であるとも読める。それを可能にしたのは、太陽の子、ハイジのおかげ。]