2014年10月10日のブックマーク (1件)

  • 「母をたずねて三千里」:マルコの旅の長さは偽りなし - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    「アニメで読む世界史」特集その2(完) テレビで放映された世界名作シリーズの一つである「母をたずねて三千里」は、もちろん、主人公のイタリア人・マルコ少年が大西洋をはるばる渡って、アルゼンチンまで行き、めでたく母と再会するというドラマ性たっぷりのアニメですが、ここではこの物語の背景について、「アニメで読む世界史」から検討してみます。「アニメで読む世界史」(藤川隆男・編:山川出版社:2011初版:体1500円+税)です。 この作品はもともと、エドモンド・デ・アミーチス(1846−1908)の少年小説集・「クオーレ」(1886)のなかの一編「アペニン山脈からアンデス山脈」を原作としています。原作自体は50ページ」ほどの短いお話でしたから、テレビ版では1年放映できるように、筋を複雑にし、原作には登場しない人物も登場させています。 「三千里」とはよく言ったもので、確かにマルコ少年はこれだけの距離を

    「母をたずねて三千里」:マルコの旅の長さは偽りなし - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/10/10
    [エドモンド・デ・アミーチス原作の「母をたずねて三千里」の旅程の長さは、実際のイタリアとアルゼンチンの距離に符合する。当時世界的に裕福な国だったアルゼンチンには、多くの西欧人が「出稼ぎ」に行った。]