私も歳を取ってきて、ここ数年、腰痛、膝痛を感じるようになり、それなりに策を取っていますが、痛いものは痛い!・・・そこで今回は『腰痛が治るのはどっち? 読むだけで、つらい腰痛が改善』(川井太郎:学研)を読んでみました。 先入観を持つのは禁物ですが、今回の本の著者は、普通の医学教育を受けてないように見受けられます。経歴欄を見るに、どの大学を卒業したか解らないのです。私の友人の鍼灸師も、腕は抜群ながら、大学には行けませんでした。大学入試はとくに「国語力」がキーとなることがあり、読解力が足りないと、入試を突破できないのでしょうね。この場合、読解力とは、「深く考えずとも、普通の意味が取れる」ということで、大したことではないかも知れませんが、どこか特異なメンタリティをもった人は、引っかけられたりするのですね。専門向きの潜在力がある人を蹴落とすような入試が問題だったのです。 さて、この本には案外意外なこ