ソフトバンクの王貞治球団会長(75)が18日、“金銭授受騒動”に関連して、自らの率直な意見を述べた。巨人4選手の野球賭博問題に端を発したはずが、現在は話題が円陣での声出しにまで波及。そんな中で報道陣に異例の要請を出した。 「金銭授受というと、ものすごく大きなことになる。政治家の人が悪いことをして利害が移るとか。今までもっと違うことに使ってたでしょ。ファンの皆さんと球場をつないでいるのは(マスコミの)皆さん。きつい言葉を使うことで、より事を大きくしている。ちょっと言葉の選び方を考えてほしい」 さらにこう続ける。「選手は本職を一生懸命やっている。決してファンの人を裏切るためにやったわけではない。今日の時点で7球団ですか。トレードで選手も交流する。じゃあ俺たちも発奮するために、などとやっていたこと。結果が悪くなるようにとか、ファンの人をだますためにやってない。そういうことをもう少し分かってほ
経営再建中のシャープを巡って、鴻海(ホンハイ)精密工業が買収に向けた出資額の引き下げなど、支援条件を大幅に見直すことを打診していたことが、19日分かった。複数の関係者が明らかにした。 【詳細画像または表】 シャープは2月末、鴻海グループへの第三者割当増資などで計4890億円(議決権割合で66%)の出資受け入れを機関決定し、さらにメーンバンクのみずほと三菱東京UFJ銀行が保有する計2000億円のシャープの優先株を、1000億円で鴻海に買い取ってもらう契約を結ぶ予定だった。 ただその後、シャープ側から3000億円規模の潜在的な債務(隠れ債務)のリストが提出されたことで、財務リスクの精査が必要になり、3月に入っても契約ができない状態が続いている。 3月14日以降、訪台したシャープの高橋興三社長は、銀行団を交えながら、鴻海の郭台銘董事長と断続的に会談。その中で、今後の財務リスクを懸念した鴻海
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