LaTeX参考文献処理(BibTeX)文献データベースの作成と参照方法 LaTeX では文献参照に BibTeX が使われます.その文献データベースの作成方法と参照方法について説明します. 目次 はじめに 文献データベース 作成 保管場所 LaTeX文章へ反映 コンパイル 様々なテクニック エントリーの呼び出し (usebib) ページ作成情報 参考資料 更新履歴 はじめに 論文や報告書などの論理が重んじられる文章では,「正確」かつ「分かりやすく」記述することが求められます.しばしば,これらの要求はトレードオフの関係になります.正確に書こうとすると,文書が長くなり分かり難くなります.そこで,様々な文書作成テクニックを使い,この相反する要求に答えます.そのひとつに「文献参照」があります.具体例は,論文や報告書の最後にまとめられている「参考文献」です.これを使うと,そこに記述されている詳細はこ
§18 に進む / §16 に戻る / 目次へ / トップページに戻る 17. 参考文献表の作成 次に,参考文献表の作成に用いる環境と文献の引用に用いるコマンドについて説明します. まず,参考文献は,thebibliography 環境を用いて記述するのが普通です. (ここでは,BiBTeX と文献データベースを併用する方法については述べません. ただし,BiBTeX は,文献データベースと,aux ファイルの中の “引用文献に関する情報”を用いて,“読み込ませるべき thebibliography 環境” を書き込んだファイルを作成します.) まず,thebibliography 環境は次のように記述します. (“[reference]” の部分は省略できます.) \begin{thebibliography}{longest-label} \bibitem[reference]{lab
4月の月例発表会のスタイルファイルでは,本文中に直接参考文献を記述していましたが,この方式では再利用が難しくあまり効率がよいとはいえません.そこで,TeXの本文とは別に文献のデータ ベースファイルを作成し,そこから本文に引用するということを考えます. このドキュメントでは,まず,データベースファイルの作り方について説明し,次にTeX の文書へ の引用の仕方を説明します. 1.1 文献データベース ここで言う,文献データベースとはAccessのような本格的なデータベースという意味ではありません.文献を特定の書式に則って並べたテキストファイルのことを指します.文献データベースファイル(bib ファイル)のファイル名は拡張子をbib にします. これは,文献=bibliographyの綴りからとったものです.たとえば,GA.bib, SA.bibといった具合にデータベースファイルを作成し,関連の
mizutani@rsch.tuis.ac.jp 参考書『インターネット時代のコンピュータリテラシー』(水谷正大,共立出版) 目次 文献参照ラベル 参考文献リストの作成 参考文献の引用 目次 文献参照ラベル 参考情報を開示することは文書作成における重要なマナーである. 文書の作成に際し参考にした文献はすべて,その都度文書中にその出典を明らかにしなければならない. LaTeXでは参考文献リストを作成し,その参考文献番号を文中で利用することができる. 参考文献番号を文書中で引用するために,まずthebibliography環境を使って文書内で引用する参考文献のリストを文献参照ラベルとして\bibitem[..]{...}を使って作成しておく. 文献を参照するときには\cite{..}を使ってその参考名(文献番号)を指定する. 目次 参考文献リストの作成 参考文献リストは普通は文書の最後にthe
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