「人を殺してみたかった」。 おととし、知り合いの女性を殺害したとして逮捕された元女子大学生が捜査段階で語った動機です。それから2年余り、元女子大学生の裁判が24日に開かれ、無期懲役の判決が言い渡されました。これまでの裁判で、元女子大学生は何を語り、その心の闇はどこまで明らかにされたのか。傍聴を重ねた記者の目を通して見えた“真相”を伝えます。 平成27年1月。1か月以上前から行方が分からなくなっていた名古屋市の77歳の女性が、市内のあるアパートの一室で遺体となって発見されました。 この部屋に住んでいたのは、当時19歳の名古屋大学1年の女子学生。 女性を殺害したことを素直に認める一方で、供述したのが、冒頭の「人を殺してみたかった」でした。 その後、およそ5か月にわたって捜査が行われた結果、高校時代に同級生に劇物のタリウムをひそかに飲ませるなど、信じられない事件が次々と明らかになり、社会
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