NECのISP「BIGLOBE」が8月1日に公開したブログ添付用ツール「ウェブリシール」は、ブログ参入で一歩出遅れた同社の起死回生策だ。ブログの音声読み上げツールやスライドショー機能、チャット機能などを添付でき、タグを張り付けさえすれば他社のブログでも利用できるのが特徴。他社ブログのユーザーにも使ってもらい、自社サービスの認知を高める狙いだ。 BIGLOBEのブログ「ウェブリブログ」は、ニフティのココログやライブドアブログを追いかける格好で2004年3月にスタート。簡単にトラックバックを送れる独自機能などを備え、初心者に分かりやすいサービスを目指した。 しかしユーザー数は伸び悩む。当初は2004年末までに100万ユーザーの獲得を目標にしていたが、現在のユーザー数は約10万人。立ち上げの遅れが響いた。8月から提供しているウェブリシールで、他社ブログにはない個性的な機能をアピール。認知を高める
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