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デジタル改革の司令塔となるデジタル庁が1日、発足しました。各府省庁に対する勧告権など強力な総合調整の権限を持ち、国の情報システムを統括・監理するほか、マイナンバー制度を活用した行政サービスの向上などに取り組むことになります。 「デジタル改革関連法」が先の国会で成立したことを受けて、デジタル改革の司令塔となるデジタル庁が発足しました。 東京・千代田区の紀尾井町にある複合ビル内に設けられ、民間からのおよそ200人を含む、600人体制でスタートします。 デジタル庁は、各府省庁に対する勧告権など強力な総合調整の権限を持ち、国の情報システムを統括・監理するほか、関係する予算も一括して計上し、配分します。 また、地方自治体の情報システムの共通化や、マイナンバー制度を活用した行政サービスの向上、それに、教育や医療、防災などの分野のデジタル化にも取り組みます。 1日は菅総理大臣が、平井デジタル改革担当大臣
あきらめなかった研究 みんな心を動かされた 基礎研究こそ大きな力 「私は中学3年から今まで、金属球の転がり摩擦という基礎物理分野の実験を続けております」。大手ゼネコンの竹中工務店の社長あてに手紙を書いた高校生がいます。全国の高校生・高専生による科学技術のコンテストで竹中工務店賞を受賞し、お礼を伝えるためでした。書いた手紙がもたらした思わぬ展開を取材しました。 あきらめなかった研究 手紙を書いたのは、東京都町田市の玉川学園高等部3年の浅倉ゆいさん(17)。浅倉さんは昨年12月にあった第18回高校生・高専生科学技術チャレンジ「JSEC2020」(朝日新聞社、テレビ朝日主催)で、竹中工務店賞を受賞しました。 テーマは「レールの上を転がる球の摩擦力の研究」です。物理の教科書には摩擦係数は速度に依存しないとあるのに、実際に球を転がして計測すると速度で摩擦係数が変化してしまうのはなぜか。その原因を探ろ
北九州市八幡西区で2020年11月、高齢の男性が車にはねられて死亡する事故があり、福岡地裁小倉支部は8月31日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた会社員の男性被告(48)=同区=に禁錮1年4月、執行猶予3年(求刑・禁錮1年4月)の判決を言い渡した。事故現場はJR筑豊線付近の道路で、被告は8月17日の初公判の際に「趣味で列車の写真を撮るために(撮影スポットの)踏切に向かっていた」と証言していた。筑豊線では事故当日、旧国鉄時代から運用され、クリーム色に朱色のラインが入った人気のディーゼル車両「キハ66・67形」が運行されていた。 判決などによると、被告は20年11月8日午前10時半ごろ、八幡西区折尾2で脇見をするなどして安全確認が不十分なまま、時速約20キロで乗用車を漫然と運転。散歩していた同区の無職男性(当時78歳)に気付かず衝突して転倒させ、車の下に巻き込んだまま約49メートル
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