クールジャパンは成功するのか？ 外国人にウケるのは商品の「物語」だった
去る4月6日、秋葉原UDXにて「クールかどうかは外国人に聞け！～英国のクリエイティブ産業とクールブリタニア～」が、クールジャパン・イノベーション研究会主催で開催された。 この研究会の目的はずばり、自分たちで日本の文化や製品がカッコイイと言い合うだけの状況から一歩先に進んで、外国から「カッコイイね」と言われる部分を再発見しようというもの。昨年、経済産業省に設けられたクールジャパン室は、やはり日本の伝統工芸と外国ブランドのコラボ商品の開発の後押しを志向するなど、日本の文化や製品を自画自賛することからの脱却を図っている。官でも民でも立場は変わらず、従来の「クールジャパン」のもう一歩先に、進まなければならないと思っているわけだ。 最初に登壇した三菱UFJリサーチ＆コンサルティング株式会社 芸術・文化政策センター センター長・太下義之氏は「《クール・ブリタニア》再考」と題して講演した。そもそもイギリ
「クール・ジャパン作戦会議＠ニコニコ超会議」を開催します～「クール・ジャパン」をテーマにリアルとネットでディスカッション～（METI/経済産業省）
経済産業省は、４月２８日（土）に、幕張メッセで開催されるニコニコ超会議におけるプログラムの一環として、「クール・ジャパンをソーシャルメディアを使ってどのように海外に広められるか」をテーマに、登壇者と一般の参加者がインタラクティブな議論を行う、「クール・ジャパン作戦会議」を開催します。このように、国が主催するネットユーザー参加型イベントとしては、画期的な試みです。
経産省 クール・ジャパン海外戦略室長 渡辺 哲也（1/2） | 2012年 年始特集インタビュー | アパレルウェブ
インドに向かう飛行機の中にいました。機長が大変な地震があったことを伝えてくれて。ムンバイでも被害の様子は詳しく報道されていました。インドではファッションやコンテンツ関係のイベントが予定されていたため、そちらに参加してから帰国しました。 原発の問題やサプライチェーンの問題等で経済産業省全体がバタバタしている中、これからの“クール・ジャパン”戦略をどうしようかと。正直悩みましたね。クール・ジャパン有識者会議で座長を務められた福原さん（（株）資生堂 名誉会長）や座長代理の松岡さん（編集工学研究所 所長）に相談もしましたし。 でも、最終的には、こんな時だからこそ、表面的なものではなく、“クール・ジャパン”の背景にある深い部分にまでしっかりと踏み込んだ取り組みをしていくべきではないかという結論に達しました。そもそも、有識者会議の中で最初に（震災前に）語られていたのは、日本のものをいかに海外に売り込ん
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