特集 往年の西陣歓楽のメッカより一筋東入(ひがしいる)、自然に囲まれたパン屋兼古民家カフェ はちはちインフィニティカフェ かつては西陣の歓楽のメッカだった千本中立売(せんぼんなかだちうり)より一筋奥へ入ると、そこは昔ながらの町並みが残る閑静な住宅街。その中にひっそりとある、はちはち(八八、末広がりを繋げた店名)インフィニティカフェは、店主の横田耕一さんが自分の手で普通の古民家を改装したパン屋だ。 独特の強い味がするドイツパンを作り、パンに合うチーズやワインを提案する意味も込めたカフェを営業している。時間が止まっているように奥まった場所にあるこの店を訪ねた。 文・井上隆 写真・伊藤裕司/丹治 圭 夕刻の西陣で路地を数回曲がると、「はちはちInfinity Cafe」という看板がごく控えめに道案内をしていた。 半信半疑で砂利道を進んでいくと、やがて濃密な草いきれが鼻腔を擽(くすぐ)り、街中
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