台湾出身のデザイナー シュエ・ジェンファン(Shueh Jen-Fang)が手掛ける「ジェニーファックス(JennyFax)」が、2021年春夏コレクションをVRプレゼンテーション形式で発表した。会場は新宿の中華料理店「隨園別館」3階。VR映像内で全28ルックを披露した。 今シーズンは1980年代のOLをイメージして製作。当時流行したパワーショルダーを想起させるパフスリーブのルックが目立ち、モデルのヘアスタイルには「すだれ前髪」や「トサカヘア」を取り入れていた。昨今は新型コロナウイルスの影響で、マスクやワンマイルウェアの製作に乗り出すブランドが増えているが、ジェンファンは新型コロナが与えた製作面での影響については「特にない。いつもの感じで良いのではないかと思った」と話している。