女性をトラックではねて死亡させ、そのまま逃走したとして、警視庁交通捜査課と昭島署は自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、東京都八王子市宇津木町、トラック運転手、若杉利夫容疑者(59)を逮捕した。同課によると、若杉容疑者は「運転中に衝撃があり車を止めて点検したが、外観に異常がなかったためそのまま立ち去った」と容疑を否認している。 逮捕容疑は、昨年12月6日午前0時35分ごろ、昭島市拝島町の交差点を2トントラックで走行中、横断歩道上で倒れていた近くに住む無職、三上晴那(せな)さん=当時(20)=をはねたが、救護措置をとらずに逃走し、三上さんを死亡させたとしている。 同課は現場近くのコンビニエンスストアに設置された防犯カメラの画像などから、現場から逃走したトラックを特定。若杉容疑者のトラックの底部には、血痕や毛髪が付着していたという。 捜査関係者によると、三上さんは事故前から横断歩