破壊されたシリアの施設は原子炉 4月29日 9時0分 IAEA=国際原子力機関の天野事務局長は、イスラエル軍が4年前に空爆して破壊したシリアの施設について、建設中の原子炉であったことを初めて明らかにし、シリアがIAEAへの報告を怠ったまま核開発を進めていたことを公式に認めました。 これは、IAEAの天野事務局長が28日パリで開かれた記者会見で明らかにしたものです。天野事務局長は、4年前にイスラエル軍が空爆で破壊したシリア東部のデルゾールにある施設について「建設中の原子炉だった」と述べ、シリアがIAEAへの報告を怠ったまま核開発を進めていたことを公式に認めました。この施設を巡って、シリアは核施設ではないと主張していますが、アメリカは、シリアが北朝鮮の支援の下で建設した原子炉だとして、ひそかに核開発を進めていたと非難しています。天野事務局長は、原子炉がどのような目的で作られたのかなど詳細は明ら