15歳少女、素顔さらし証言=花嫁として売られ監禁拷問−アフガン 15歳少女、素顔さらし証言=花嫁として売られ監禁拷問−アフガン 【ニューデリー時事】アフガニスタンからの報道によると、花嫁として売られ、半年以上も監禁、拷問されていた少女サハル・グルさん(15)が保護され、入院先のカブールの病院で12月31日、報道陣に実態を証言した。女性への前時代的な人権侵害が横行する同国で、被害女性が素顔をさらして証言するのは異例。追い詰められたグルさんには、世界に向けて身元を公開する以外、身を守る術がない厳しい現実が背景にある。 AFP通信によると、グルさんは7カ月前、兄によって5000ドル(約38万円)で花嫁として売られた。しかし、北東部バグラン州の「嫁ぎ先」では売春を命じられ、グルさんは拒否。すると「義母らに何カ月もトイレに閉じ込められ、食事も水もろくに与えられず、殴られ続けた」。 北東部バダフシ