菅官房長官は、東京都内で講演し、外交・安全保障政策の司令塔となる国家安全保障会議、いわゆる日本版NSCを創設するための法案を秋の臨時国会で成立させて、速やかに発足させたいという考えを示しました。 政府は、外交・安全保障政策の司令塔となる国家安全保障会議、いわゆる日本版NSCを創設するための法案をことしの通常国会に提出しましたが、継続審議となりました。 これについて、菅官房長官は講演で、「日本を取り巻く安全保障環境は極めて厳しい。NSC法案を秋の臨時国会でできるだけ早く成立させ、外務、防衛、私と総理の4人が中心となって、安全保障の問題意識を常に共有する」と述べ、NSCを創設するための法案を秋の臨時国会で成立させて、速やかに発足させたいという考えを示しました。 また、菅官房長官は、北方領土問題について、「安倍総理大臣は、ロシアのプーチン大統領とウマが合う。プーチン政権は基盤が盤石で、われわれも