爆弾テロが相次いでいるイラクで、警察の検問所にタンクローリーが突っ込んで爆発する自爆テロがあり、これまでに警察官や市民少なくとも36人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートが犯行を認める声明を出しました。 検問所では当時、多くの車が列を作っていたということで、現地の治安当局によりますと、警察官のほか、近くにいた市民が巻き込まれて、少なくとも36人が死亡し、90人がけがをしたということです。 この自爆テロについて、過激派組織ISがインターネット上に犯行を認める声明を出しました。 イラクでは、先月28日と29日にもバグダッドやその近郊でISによる爆弾テロがあり、合わせておよそ100人が死亡したばかりです。 ISに対しては、イラク政府がアメリカ軍などの支援を受けて、支配地域を少しずつ奪還していますが、ISは都市部でテロ事件を繰り返しています。