2017.06.15 6月9日に「経済財政運営と改革の基本方針2017について」(骨太の方針)が閣議決定されました。 メディアにはあまり取り上げられなかったのですが、これに関する議論の中で「言うべきことは言う」自民党の行政改革推進本部が果たした役割があります。 今年の5月18日付けの私のブログに掲載した公債等残高対GDP比率の数字、ご覧になりましたでしょうか。 公債等残高対GDP比率 これはどういうことかというと、国の借金とGDPを比べた数字です。 国の借金が増えるよりも、GDPの成長の方が大きければ、この数字が小さくなります。 つまり、借金があっても、経済力が大きくなれば、相対的に借金が小さくなるから大丈夫でしょ、といいたいわけです。 もともと、2020年までにプライマリーバランスを黒字化することを安倍政権の目標としてきていますが、このままではその目標達成が厳しくなってきました。 財政再