米ブラウン大学の経済学教授エミリー・オスター氏。同大の教授室で(2018年5月21日撮影)。(c)AFP/Don EMMERT 【6月2日 AFP】米ブラウン大学(Brown University)の経済学教授エミリー・オスター(Emily Oster)氏(38)は、新たに親になった人々に向けられる周囲からの悪いアドバイスの猛攻撃と長年闘ってきた。妊娠について書いた初めての著書で、おばあさんたちから専門家を称する人物たち、保健当局者たちまでを非難してきた。乳児の子育てに関する2番目の著作ではさらに批判を展開する予定だ。 すべては長女を妊娠していた時のいらいらから始まった。統計学を学び、ハーバード大学(Harvard University)で経済学の博士号を取得し、当時はシカゴ大学(University of Chicago)の教授だったオスター氏は、飲酒や喫煙、加工肉、すし、さらにはガーデ