仏教系大学として知られる駒沢大学が資金運用で失敗して154億5500万円の損失を抱えたことが2008年11月に各紙で報道された(2008年11月19日付け日刊各紙ほか)。そのうちBNPパリバに対して2012年4月13日に駒沢大学は損害賠償訴訟を起こした。請求額84億3150万円。 駒沢大学は、外資系金融機関3社と2007年7月と2008年6月の2回に分けて100億円ほどを「金利スワップ」と「通貨スワップ」で運用。2008年3月末時点の評価損は53億3500万円だったがその後、損失が拡大したという。奇妙なのは2008年3月末時点で巨額評価損が出ているのに、そして世界的な金融の混乱はすでに明らかになっていたのに2008年6月にさらにデリバティブ取引を拡大したことである。 2008年10月29日に契約を解消したが、解消のため、みずほ銀行から大学の土地・建物を担保に120億円の融資を受けたとされる
2008.09.16 リーマンの破産、擬制の終焉。 (12) カテゴリ:ヒラカワの日常 リーマン・ブラザースが、チャプターイレブンの適用を申請のニュース。 テレビも新聞も大騒ぎである。 だからなんだというのだ。(と、前にも言ったけど) 金で金を売り買いして肥えてきた会社が、 金で躓き、金に行き詰ったという話である。 勿論、世界は混乱するだろう。 一般消費者も、景気の後退の影響を受けるだろう。 だが、この混乱はモノやサービスを媒介しない 欲得と欲得の交換が巨大過ぎるビジネスになったときにすでに はじまっていたと思うべきなのだ。 この度の米国経済の破綻は、 信用の収縮と呼ぶべきものではなく、行き過ぎたお金への信仰が、 欲望が再生産を繰り返して作り上げた幻影に対するものでしかなかった ということが露呈したに過ぎない。 最初から信用というようなものは無かった。 信仰は、幻影には実体がないと分かった
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