ヨルダン・イルビドに設置された国際医療支援団体「国境なき医師団」の3Dプリンター義肢クリニックで専門家の話を聴く患者(左、2018年2月6日撮影)。(c)AFP PHOTO / KHALIL MAZRAAWI 【3月18日 AFP】イラク兵士のアブドラさん(仮名、22)はイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」との戦闘中に左手を失った。だが、ヨルダンの3Dプリンターラボのおかげで、今や義手を持っている。 アブドラさんは昨年、イラク第2の都市モスル(Mosul)からIS戦闘員を追放する軍事作戦に参加した際に地雷が爆発し、両手を負傷。失いこそしなかったが、右手にも重傷を負った。 彼は、国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」が運営するヨルダン・アンマン(Amman)の病院に設けられた3Dプリンター義肢クリニックを受診した数多くのイラクやシリア、イエメンの切断患者のひとりだ。 今回、匿名を条