登場人物が各々の個性を発揮しつつ、「日常」を送る物語の事。その作品の空気(雰囲気)を楽しむという意味で「空気系」という呼び名が提案された時期もあり、日常系と空気系は別で、言葉ができる前のサザエさんのような作品を「生活もの」という言い方もしていた。現在はごく一部の研究者しか空気系を使用しておらず、いずれも同じような意味で使われている。 日常系というとご長寿アニメと一部の萌え系が有名だが、上記の特徴に当てはまればなんでも日常系と言えるだろう。 この見出しを閉じる 上記の概要からもわかるように、非常に幅広い作風の作品を含んでいる。「日常系」は2000年代中頃から広く使われるようになった言葉だが、それ以前から日常系の定義にあてはまる作品は多く発表されていた。古くからのジャンルで言えば、ホームドラマもここに含まれる。 異世界もの(SF、ファンタジー)のような凝った舞台仕掛けや、ミステリーやアクション