【クアラルンプール共同】マレーシアのイスラム法評議会は5日、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」は、イスラム教が禁止する偶像崇拝を助長するとして、イスラム教徒がゲームで遊ぶのを認めないとする声明を出した。 マレーシアは国民の6割以上がイスラム教徒。地元メディアによると、ポケモンGOは同国で6日、配信された。 声明は、ポケモンGOで遊ぶことは「権力や偶像への欲望につながりかねない」と指摘。また、ゲームで衛星利用測位システム(GPS)を利用することで、外国勢力によるマレーシア人の行動監視やプライバシーの侵害、交通事故を招く可能性があるとした。