解説 スマートフォンやタブレットは使い込んでいくうちに、バッテリの連続駆動時間が短くなる、すなわち「持ち」が悪くなりがちだ。始めは余裕で2日間ぐらい使い続けられたのに、やがて1日も持たなくなった、といったユーザーの声は決して珍しくない。どうすれば、バッテリの駆動時間を元のように長くできるのだろうか? 本稿では、スマートフォン/タブレット(端末)の消費電力を抑えることで、バッテリの連続駆動時間を延ばす方法をいくつか紹介する。どちらかといえば、なるべく多くの端末やユーザーに当てはまる基本的な手段だけに絞り込んでいる。その分、一つ一つの効果は劇的ではなく、節約できる電力は数%かせいぜい十数%に留まるだろう。複数の手段を積み上げて効果を高めていただきたい。 バッテリの持ちが悪くなる原因には、バッテリ自体の劣化も考えられる。これについては別稿で説明したい。 操作方法 省電力モードを活用する 画面の明