仕事と直接関係ない用でとある技術者社長と会う。 そのうち「生越さんのところではどんな仕事をしているのですか?」と言う話になる。それで今準備中の仕事の話になる。途中で「ああチャリンチャリンですね」と言われる。まぁ確かに商品ごとに手間が発生する訳じゃないからそう見えるのだろう。 しかし、私はここに日本の「物作り」、特にIT関係のビジネスの問題点を見たような気がした。 ここで件の商品についての話は書かない。書く必要はないし、書くほどの物でもないし、書くと問題の本質から離れそうでもある。とは言え、それが何であるか全く書かないと話にならないのでどんな感じのものか書いておけば、営業(代理店)が右から左へ販売して、技術的にはほぼ手をかけないで金になる類の商品だ。そして、一度契約してしまえば、半永久的にほとんど人手をかけずに金を生んでくれる。前々から「今作っているシステム」と言っているものそのものではなく