JR北海道は10日、札幌通勤圏向け新型通勤電車「735系」の概要を発表した。同社の車両では初めてアルミ合金製車体を採用し、寒冷地での実用性を検証するという。さらに、通勤、近郊型車両では初めて時速0kmまで電力回生が可能なブレーキを採用し、省エネルギーやメンテナンス製を向上させたとのこと。片側3扉のオールロングシートで、既存の731系や721系電車と連結できる。 735系電車外観イメージ バリアフリーに配慮した客室 客室は既存の車両より10cmほど低床化し、乗降口をノンステップ化。車いす対応トイレや車いすスペースも拡大したという。また、吊り手の数や配置、手すりを増設するなどで使いやすさを向上したとのこと。 外観は在来車731系(ステンレス製車体)を踏襲 同車両は3月に3両編成2本が完成予定。22年度と23年度の冬季に走行試験を実施し、低温や降雪時の車体断熱性などを検証するという。検査をしない
日立製作所笠戸事業所で落成したJR北海道の新形車両735系が,2010(平成22)年3月10日(水)〜13日(土)にかけて,下松から五稜郭まで甲種輸送されています. 下松からのけん引機は吹田機関区のEF66 106でした. 編集部から JR北海道からの発表によると,735系はアルミ合金製車体の寒冷地における状態を検証することを目的に,札幌圏用通勤電車の試作車として開発されたもので,低温時や降雪時における車体断熱性などを検証する走行試験を2010(平成22)年度・2011(平成23)年度に実施し,試験を実施しない夏期には,営業列車として使用する予定です. 写真:廿日市にて 2010-3-10 投稿:斉藤 利正
◇JR「能登」「北陸」あす最終運転 半世紀を超えて上野―金沢間を結んできたJRの寝台特急「北陸」と急行「能登」の最終運転が12日に迫った。県内で両列車が停車する大宮駅には、廃止前の「雄姿」を撮影したり、記念に乗車したりするファンらが、連日詰めかけている。最終日は混雑によるトラブルを防ぐため、JR東日本大宮支社は、県警とともに警備を強める構えだ。 ◇マナーは守られているが…駅員増やし警戒/「上野駅だと撮りにくい」「いつかは乗りたかった」 雪まじりの冷たい雨が降りしきる中、プラットホームからシャッターを押す音が一斉に響いた。 10日午前0時18分、大宮駅に「能登」が到着した。同37分には、入れ替わるように、「北陸」が姿を現した。雪の影響もあり、「能登」は約20分、「北陸」は約1時間10分遅れていた。いずれも、金沢へ向けて出発した。 カメラを構えていたのは、「撮り鉄」と呼ばれる鉄道ファ
「北陸」「能登」がラストラン=半世紀の歴史に幕−「撮り鉄」厳戒・JR上野駅 「北陸」「能登」がラストラン=半世紀の歴史に幕−「撮り鉄」厳戒・JR上野駅 上野−金沢間を半世紀以上にわたり結んできた寝台特急(ブルートレイン)「北陸」と夜行急行「能登」が12日夜、定期運転のラストランを迎える。車体を撮影しようとする鉄道ファン「撮り鉄」の一部にマナー違反も目立つことから、JR東日本は、両列車が発着する上野駅ホームに職員40人を配置、厳戒態勢を敷く。 同社によると、両列車をカメラに収めようとするファンは先月中旬ごろから急増。今月6日は土曜日ということもあり、700人を超えたという。同社は現在、警備員を増やし、11日夜までは約20人態勢で警戒。12日夜は倍の約40人態勢で臨むが、「実際にどれくらいの人がホームに詰め掛けるか、想像もつかない」としている。(2010/03/12-14:18)
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