同タイプ列車で推進軸外れる 5月30日 19時15分 北海道占冠村のJR石勝線で特急列車が脱線してトンネル内で焼けた事故で、エンジンの力を車輪に伝える推進軸と呼ばれる部品が脱落したことが分かっていますが、平成6年にも、同じタイプの特急列車で推進軸が外れるトラブルが起きていたことが分かりました。 今月27日の夜、北海道占冠村のJR石勝線で、釧路発札幌行きの特急「スーパーおおぞら14号」が脱線してトンネルの中で動けなくなったあと火災が起き、乗客ら39人がやけどをしたり煙を吸い込んだりして病院に運ばれました。この事故では、後ろから3両目の車両で、エンジンの力を車輪に伝える推進軸と呼ばれる部品が脱落したことが分かっています。この事故と同じように、推進軸が脱落するトラブルは、17年前の平成6年5月9日、JR室蘭線の札幌発函館行きの特急「スーパー北斗10号」でも起きていたことが、JR北海道への取材で分