ブラウザ戦国時代は来ないかもしれないが──ちょっと楽しい兆し Google Chromeで「気分はブラウザ大乱戦」 これからブラウザは厳しい競争の時代に──これでは極端すぎるかもしれない。 たしかに、9月2日に「Google Chrome(ベータ版)」がリリースされ、マイクロソフトの「Internet Explorer 8」もベータ2まできている。Macの「Safari」にもWindows版はあるし、6月18日に公開された「Firefox3」と「Opera9.50」など、ユーザーは「選びホーダイ」となり、開発者は「しのぎを削り」、まさしく「気分はブラウザ大乱戦」といったところだろう。 しかし、ひと昔前の「Internet Explorer(以下IE)vs Netscape」に比べたら、「企業の命運を賭けて」という剣呑な雰囲気はない(当事者の皆さんゴメンナサイ)。 なんといっても、