「ミクシィ」「モバゲータウン」など一般サイトの交流コーナーで、出会い系サイトにあたる利用者の書き込みがあるとして、警視庁は一般サイトの運営会社6社に対し、書き込みの削除を要請した。昨年12月の出会い系サイト規制法の改正で業者への規制が強化。児童買春の舞台は出会い系サイトから一般サイトに移っており、同庁は異例の削除要請に踏み切った。 少年育成課によると、6社が運営する一般サイトは交流やゲームなどが中心だが、交流コーナーで「みんなの出会いの場」「彼女を作ろう」などのグループが計1千件以上あったという。ネット上で異性交際を仲介すると出会い系サイトと認定され、警察への届け出が必要になったが、これらは無届けだった。 同庁は「グループの作成者は出会い系サイトと認定されることを知らない可能性が高い。無届けで悪質な場合は検挙の対象になる」と注意を呼びかけている。 6社のサイトの登録者数は延べ約4千万