ここのところトイラジコンの世界でブームになっているのが、室内で遊ぶヘリコプターのラジコン(RC)だ。 本物(?)のラジコンヘリは、それなりに飛ばせるようになるため3台墜落させるとか、100万円かかるとか、ともかく金銭的にセレブな趣味だったりするが、それ以上に飛ばす場所も限られており、公園で気軽に遊ぶというわけにもいかない。 そのため、昔から室内で遊べる小型の電動ヘリが次々に登場するものの、機体を浮かせるためには、それなりにパワーが必要で、当然壁なんかにぶつかって墜落するとローターの羽などが、ポキポキ折れてしまう。交換部品は安いとはいえ、トイラジコンのスペアパーツはブームが過ぎ去ると交換部品の入手がすぐに困難になり、数度飛ばして押入れの肥やし、なんて人も多いかもしれない。さらにフライト時間の短さや、電池やバッテリーの寿命なども決して経済的とは言えなかった。