【ニューヨーク=池松洋】米国有数の自動車展示会、ニューヨーク国際自動車ショーが8日開幕し、一般向けに先立ち報道陣に公開された。米政府から再建策の練り直しを求められている米ゼネラル・モーターズ(GM)は、燃費性能を向上させたスポーツ用多目的車(SUV)の新型車「テレーン」や、電動2輪スクーターで知られる米セグウェイ社と共同開発した2人乗りの2輪電気自動車の試作車「プーマ」を発表。クライスラーはジープブランドの大型SUV「グランドチェロキー」を披露した。 クライスラーのジム・プレス社長は、提携交渉中の伊フィアットの小型車に乗って会場に登場し、米政府が求める今月末までの提携合意は「十分に間に合う」と強調した。