<荒山徹:幻冬舎:1800円+税> 内容を要約すると、「死ねよやーーッ!!」 だって、本当にぶっちゃけそれだけの話なんだもん。 詳しくすると、荒山先生が新朝鮮妖術をもってファック伊藤博文する話で、そのついでに歴史もファックされます。一応、フォローが入ってなんとか収拾がつきますが、読み初めの頃は「荒山先生が歴史を改ざんし始めた!」と思って戦々恐々でした。まあ、フォローがあるせいで余計歴史ファックが無茶になるので恐れ所は間違ってませんでしたが。 さておき。 面白いなぁ。どんどんと山場を連打する事でごり押しで読ませてくれる、とでもいいましょうか。連載が元、というのもあるんでしょうが、とにかくたらたらとした説明は出来るだけすっ飛ばしていくのは爽快です。 だがしかし、その代わりに巻き起こる瞬殺の嵐! もう、主要だろうが脇役だろうがお構い無しにさくさく死んでいきます。「尺足りねえんだよ尺が!」という荒