大阪府箕面市は30日、インターネットの出会い系サイトなど、公務と関係のないホームページ(HP)を職場の公用パソコンで閲覧していたとして、総務部付で係長級の男性職員(55)(病気休職中)を懲戒免職にした。 発表によると、男性職員は2005年10月~11年6月に、仕事と関係のないHPを約3万回、計87時間閲覧した。うち約1万回、計約18時間は出会い系サイトに接続。市から与えられた電子メールのアドレスで会員登録し、女性会員を検索したり、女性とメールをやりとりしたりしていた。 1日で計5時間30分閲覧したこともあったといい、市は「公務員として必要な順法意識に欠ける」としている。 市によると、男性職員は昨年6月から休職中。市に「出会い系サイトで金をだまし取られた」と相談したため、調べたところ、問題が分かったという。