朝日新聞が従軍慰安婦に関する過去の自社報道を検証する記事を掲載したことで、慰安婦問題にあらためて注目が集まっている。経緯や論点、政府の対応、国際社会の動きなどをまとめた。 ▽強制性、軍関与認め謝罪 基金つくり償い事業 Q 朝日新聞の検証記事の内容は。 A 「韓国・済州島で強制連行した」などとする吉田清治氏(故人)の証言を1980~90年代に16回報じたが、虚偽だと判断して関連の記事を取り消すとした。吉田氏の証言に関しては、92年ごろから識者らの間で信ぴょう性に疑問を投げ掛ける声が出ていた。朝鮮半島での強制連行があったかどうかは、慰安婦問題が浮上した当初の大きな論点だった。 Q 日本政府の対応や姿勢に影響するのか。 A 政府は、暴力を使って無理やり連れ去ったことを裏付ける証拠はないが、業者が募集する過程で「工場で働く」などとだましたり、朝鮮総督府の警察官が間に立って応募を強制したりと、本人の
過ちがあったなら、訂正するのは当然。でも、遅きに失したのではないか。過ちがあれば、率直に認めること。でも、潔くないのではないか。過ちを訂正するなら、謝罪もするべきではないか。 朝日新聞は、8月5日付と6日付朝刊で、「慰安婦問題を考える」と題し、自社の過去の慰安婦報道を検証しました。これを読んだ私の感想が、冒頭のものです。 6日付紙面で、現代史家の秦郁彦氏は、朝日の検証について、「遅ればせながら過去の報道ぶりについて自己検証したことをまず、評価したい」と書いています。これは、その通りですね。 しかし、今頃やっと、という思いが拭い切れません。今回の検証で「虚偽」と判断した人物の証言を掲載してから32年も経つからです。 今回、「虚偽」と判断したのは、吉田清治氏の証言。氏が自らの体験として、済州島で200人の若い朝鮮人女性を「狩り出した」などと証言したと朝日新聞大阪本社版朝刊が1982年9月2日に
同じ状態が続く場合は、お手数をおかけしますが、 NHKオンデマンドコールセンターまでお問い合わせください。 受付時間:9:30~22:00 電話番号:0570-083333 上記の電話番号につながらないIP電話、携帯電話などからの場合は 電話番号:03-6743-6777 トップページへ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く