常在菌(じょうざいきん)とは、主にヒトの身体に存在する微生物(細菌)のうち、多くの人に共通してみられ、病原性を示さないものを指す。 常在菌 - Wikipedia 詳しくはウィキペディアの説明を読んでください。 常在菌は体内にも皮膚表面にも存在します。 そして「菌」と名がついていますが、私たちの敵ではなく、むしろ味方になってくれていることがほとんどです。 現在では、薬用石鹸での手洗いやアルコール消毒が感染対策として、定着しています。 ですが、行きすぎたこれらの行為は、常在菌たちを壊滅させる自滅行為です。 常在菌が皮膚表面に作り出す、脂肪酸の皮脂膜は、天然のバリア機能を備えています。 この天然のバリアが、病原体が皮膚に付着するのを防いでくれます。 ですが、過度な手洗い、消毒によってバリアが破壊されることで、逆に感染症にかかりやすくなっている、という状況を作り出しています。 不思議ですよね…。