抗がん剤、その後 - 俺が負けるわけないやろ
今日も合成麻薬は飲んでいない。 あれだけ痛かった右足も痺れる事すらしない。 そしてよく寝る。 気が付けば「あ！寝てた！」という感じ。 よって昼間はなかなか散歩には行けなかった。 今日は抗がん剤投与はなし。 頭のCTを撮ったくらいかな？ あ！ 採血もやったなぁ。 で、寝るわ寝るわ寝るわ… 今までの睡眠不足を補うかの様に寝ている。 そして体の筋肉痛と思われる痛みは、まるで細胞が活性化している様だ。 やはりこれは即効性抗がん剤の威力だと思われる。 僕が「ソッコーコウガンザイマン」になる日も近いんだ！ 相変わらず長ったらしくて言いにくいネーミングだけど。 夜になりやっと主治医と話す機会があった。 その時にこの思いをもう一度話してみた。 「即効性抗がん剤では？」と… 主治医曰く「案外そうかもね」との事！ 学会で発表すれば？に対しても「もう少し様子を見てからね」 おー！認めよったな！ とは簡単には思わ
手すり - 俺が負けるわけないやろ
階段に手すりがついた。 最近の僕の怪しい歩き方を考えるとかなり安心である。 もう２ヶ月以上前からつけようと思いながらつけるタイミングを逃していた。 その理由は「壁」である。 普通に石膏ボードかベニヤだと思っていたのがコンクリートパネルであった。 コンクリートだと僕の持っている電ドラでは太刀打ち出来ない。 兄がインパクトドライバーを持っているのでそれを借りてつけようと思っていた。 しかし休みの日毎に僕の体調はおもわしくなく、とてもじゃないが手すりを取り付ける元気はなく２ヶ月が経過してた。 手すりも既製品ではなく部材から揃えた。 この辺が手すり職人の拘りである。 で、今日やっと取り付けたのであるが、今の僕にそれが出来るわけなく兄にほぼ全てお願いした。 休みのなかかなりありがたかった。 で、完成したらこれがかなり良いのである。 今まで恐々と登り降りしていた階段であるが、安定感があり安心である。
ひどいな - 俺が負けるわけないやろ
今日こそは妻と約束していたフライパンを買いに行こうと思っていた。 片道15分ぐらいかな？ コーナンまで歩いていくだけ。 小雨が降っていたが二人で出掛けた。 店に入り先ずはコンクリート用のビスを購入。 その後にフライパンである。 種類は色々あるが、妻の使いやすい物を買うのが一番だと思いながら選んだ。 店に居た時間は30分ほどかな？ それだけなのに。 たったそれだけだ。 僕は疲れはてていた。 帰りの足取りの重いことったら。 何とか家まで辿り着くと布団に倒れこんだ。 なんてこった。 たかが一時間ほど立ちっぱなしだっただけだ。 こんなんだったら何処にも行けない。 困ったもんだな。 仕方がない事なのかもしれないが、何となく自己嫌悪に似た感情が芽生えた。
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引っ越し - 俺が負けるわけないやろ