早いもので、今年もこの時期がやってきました。 毎年恒例(にしたいと思っている)の、1年間に読んだ漫画の中から個人的に面白かった作品を10作品選んでご紹介させていただきます。 選考対象となるのは、 2019~2020年に1巻が発売された、新しめの作品 2020年に入ってから、最低でも1冊以上の新刊が発売された作品 この条件に当てはまる作品の中から選んでます。 あくまで10選でありランキング形式ではないので、紹介する順番に特に意味はありません。 『東独にいた』宮下暁 リンク 舞台はベルリンの壁崩壊の数年前である1985年の東ドイツ。 軍の特殊部隊に所属する女の子・アナベルと、彼女が想いを寄せる本屋の青年・ユキロウ(正体は反体制派リーダー)を中心に、軍と反体制派の戦いが描かれています。 これだけ聞くと、渋い舞台設定の悲しい恋愛物のようですが…。 そういった側面もありつつ、アナベルが凄まじい身体能