宮崎駿監督からの言葉に思わず涙 取材・文:斉藤博昭 写真:高野広美 宮崎駿監督の最新作『風立ちぬ』は、ゼロ戦の設計者・堀越二郎と文学者の堀辰雄をモデルにした、飛行機作りに情熱を傾ける青年・二郎の物語だが、ヒロイン・菜穂子と二郎のラブストーリーも観る者の心を強く揺さぶる。その菜穂子役で声優に初挑戦した瀧本美織は、スタジオジブリ作品のヒロインという大任にどう向き合ったのか? そんな瀧本の挑戦を作り手側である鈴木敏夫プロデューサーはどのように見つめていたのか? 二人の対談は、鈴木プロデューサーから瀧本への“サプライズ”で始まった。 ADVERTISEMENT 手渡された箱に入っていたのは?鈴木敏夫プロデューサー(以下、鈴木P):美織ちゃんへの感謝の気持ちを込めて、僕からプレゼントがあります。(小さな箱を差し出す)キャンペーンに一人でいっぱい行ってくれたし(笑)。 瀧本美織(以下、瀧本):え、うれ
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