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ブックマーク / agora-web.jp (4)

  • なぜクラウドは「今頃」で、老舗紺屋の袴は白いのか? - 小飼 弾

    新しいことが当に何もないなら、なぜ10年前ではなく今なのか? 私的なことがらを記録しますが今週、紙の書類を大量に捨てました ? 藤沢数希 : アゴラ 正直に白状すると、筆者はクラウド・コンピューティングなるものを大変冷ややかな目でみていた。なぜならばクラウド(雲)となんとなく新しい名前がついているが、そんなものはJavaなんかが流行りだした10年以上も前に出てきたコンセプトで新しいことは何もないからだ。 理由は三つほどある。 端末の壁 古き佳きメインフレーム+ダム端末の時代、情報処理というのはほとんどサーバー側でやっていた。ボックス側のデスクトップパソコンで言えば、ディスプレイとキーボードだけが「こちら側」で、「体」は「あちら側」にあるといえば分かりやすいだろうか。 ところがクラウド時代の「端末」は、ずいぶんと高性能。iPhoneAndroidケータイといった「スマホ」ですら一昔前の

  • 「21世紀は陸と海のたたかい」~400年ぶりの歴史的大転換の始まり~

    藤井 まり子 あなたが道の迷いそうになるのは、あなたのせいでは決して無いのです。 なぜなら、世界経済は、なんと400年ぶりの「歴史的大転換」に遭遇しているのです。 こういった断絶の時代、あなたが道に迷い、自分を見失いそうになるのは、至極当然、当たり前のことなのです。 2月10日、私が主催者になって、三菱UFJ証券チーフエコノミスト:水野和夫先生をお招きして、「21世紀は、陸と海のたたかい」というセミナーを開催しました。 水野和夫先生は、2006年後半時点で既に、資源コモディティー価格に着眼して、アメリカ不動産バブルの崩壊を予測し、2007年3月時点で既に、グローバルインバランスに着眼して、アメリカ発金融危機を予測された大変優秀なエコノミストの方です 以下、二回に分けて、2月10日の水野和夫セミナー「21世紀は陸と海のたたかい」の内容を、アゴラ言論プラットホームでご紹介します。 ー21世紀

    「21世紀は陸と海のたたかい」~400年ぶりの歴史的大転換の始まり~
  • レガシー・システム化--池尾和人

    私が担当している「日経済システム論」の今学期最後の授業を今週の月曜日(18日)に行った。最後ということで、「日経済の課題」と題してやや総括的に日経済をめぐる問題の基構図について講述した。以下は、その要旨(レジュメ)である。 ——————————- グローバル・インバランスの拡大によってもたらされた2002-07年の間の拡張局面を除くと、日経済は、この20年間にわたって停滞を続けていることになる。こうした長期低迷の根には、従来型の日の経済システムが内的、外的変化に適合的なものでなくなっていることがあると考えられる。 キャッチアップ型成長段階の終焉(内的変化) 日経済は、明治維新以来100年超の時間をかけて欧米先進国に「追いつき追い越せ」型の経済成長を遂げてきた。そして、ついに1970年代のいずれかの時点でキャッチアップ段階を完了し、1980年代には先進国化する。 持続的経済成

    レガシー・システム化--池尾和人
  • 映画「アバター」が社会に示唆すること(デジタルによるリアルの「代替」) - 磯崎哲也

    ジェームス・キャメロン監督の最新作「アバター(AVATAR)」の公開が待ちきれずに、22日の「前夜祭」で同作品を見た。 これはスゴい。スゴすぎる。 この映画、キャメロン監督自身が「子供の頃、ありとあらゆるSF小説を読み漁っていた、その集約」と言うように、内容は「エイリアン」や「スターウォーズ」「デューン」といった今までの名作映画の面白いところをふんだんに詰め込んだ「だけ」とも言える。 (同じキャメロン監督の「タイタニック」を「『ロミオとジュリエット』と同じじゃん」と言ってしまえばそれまでなのと同様。) しかし、この映画で使用された「3D」技術が社会に与えるインパクトについては、非常に多くのことを考えさせられる。 (注:つまり、この映画は「3D(立体)」で観ないと意味が無いと思う。) 「今までも遊園地の劇場などで3Dコンテンツはあった。何も目新しくない。」とおっしゃる方もいると思うが、そう

    映画「アバター」が社会に示唆すること(デジタルによるリアルの「代替」) - 磯崎哲也
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