収受運賃「低い」の回答合計が8割強、ドライバー不足さらに厳しく 東京都トラック運送事業協同組合連合会(東ト協連、古屋芳彦会長)は3月18日、組合員を対象にした「運賃動向に関するアンケート調査結果」を公表した。前回の調査同様、ほぼ8割強の事業者が希望する運賃を収受できていないことが明らかになった。また、厳しい経営環境下でも6割弱の事業者が荷主との運賃交渉をできておらず、交渉したいができない状況が続いていることがうかがえる。 同調査は運賃動向を把握することを目的に年2回定期的に行っており今回は24回目となる。東ト協連に加盟する40組合から組合員200社を選定し、前回までの設問とほぼ同一の内容でアンケートを実施、163社から回答があった(回答率81.5%)。 ●希望運賃より「低い」が80%超 現行の収受運賃が希望する運賃に比べて「少し低い」と答えたのは45.4%で最も多く、「低い」が31.3%、