年末年始は『方丈記』や関連本を読み直していた。 面白かったのが、大原扁理さんの『フツーに方丈記』。 20代で週休5日の隠居生活を始めた大原さんが、鴨長明の方丈記を読み解く書籍。 大原さんの言葉を一部抜粋しながら、雑感を書いてみる。 お金論 ・社会のためにお金を使うようになった ・お金に親切にしていれば、過不足なく傍にいてくれるため「お金を所有する」という考えが離れていった(「時間を所有する」という考えから離れる練習でもある) コロナ禍や不況で「消費しない」「節約に励む」という方向に舵を切った人も多いが、私も大原さんと同様、「社会のためにお金をまわす」ことを心がけている。そして、その方がお金に困らないということも実感している。 時間もお金も自分の身体も、すべて借り物。時間も所有しているとは思えない。 ただ「何も所有していないし、何からも所有されていない」「すべてはこの世の幻影」と割り切ると、
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