在沖縄米軍のトップを務める、海兵隊のウィスラー第3海兵遠征軍司令官は11日、沖縄県の尖閣諸島を占拠されても「奪還するようにとの命令があれば、実行できる」と語り、米軍には奪還する十分な能力があるとの考えを示した。 米軍の準機関紙、星条旗新聞が伝えた。ウィスラー氏はワシントン市内での講演で「尖閣諸島を大きな島だと思っている人がいるが、実際には極めて小さな島の集まりだ。脅威を除去するために、兵士を上陸させる必要すらないかもしれない」と指摘。海と空からの攻撃だけで、島に上陸した敵の部隊を排除することも可能だと示唆した。(ワシントン)