工事代金の未払いが発生し、開館できないままのアンゴラパビリオン=大阪市此花区、夢洲の大阪・関西万博会場で、2025年6月4日、筆者撮影。 4月13日に開幕した大阪・関西万博で、パビリオン建設の代金を支払ってもらえない下請け業者らが「万博工事代金未払い問題被害者の会」を5月27日付で結成した。会の代表の設備工事会社社員は5月30日に大阪府庁で記者会見し、「開幕に間に合わせるため昼夜を問わず働いたのに、万博倒産しかねない状態。日々の生活に困っている人もいる。万博協会(2025年日本国際博覧会協会)は、万博に尽力した人々を救済してほしい」と訴えた。 「三次下請け会社が4300万円の踏み倒し」 万博のアンゴラパビリオン工事で代金未払いがあり、関わった業者が窮状に陥っていると記者会見で訴える「万博工事未払い問題被害者の会」の代表=大阪市中央区の大阪府政記者クラブで、2025年5月30日、筆者撮影 代
