30日午前1時15分ごろ、大阪市西区南堀江1丁目のマンションの一室から異臭がし、子どもが亡くなっていると、部屋を訪れた風俗店の従業員から110番通報があった。府警西署員らが駆けつけたところ、ワンルームの室内から3歳の女児と1歳の男児の遺体が見つかった。府警は同日午後、この部屋に住んでいた風俗店員下村早苗容疑者(23)を死体遺棄容疑で逮捕した。下村容疑者は容疑を認めているという。 捜査1課によると、亡くなったのは下村容疑者の長女の羽木(はぎ)桜子ちゃん(3)と、長男の羽木楓(かえで)ちゃん(1)。下村容疑者は2人の遺体をこの部屋に放置した疑いが持たれている。下村容疑者は6月下旬ごろ、2人を放置したままマンションを出たといい、「ご飯も水も与えなければ生きていくことはできないとわかっていた。私自身が育児放棄したことによって殺してしまった」と供述しているという。 遺体発見時、2人は部屋の中央付