「B’zとしては、ファンの方々を裏切らないように、いい作品を作り、いいショーをやっていく使命がある。それを続けていくことですね」と話す松本孝弘=写真・達川範一 B’zのギタリスト・松本孝弘がソロ作「Strings Of My Soul」(ビーイング)を発表した。 米国のギタリスト、ラリー・カールトンとの共作でグラミー賞を受賞後、初のソロ作。欧米でも発売され、世界からの視線を強く意識している。 「僕自身のベストな曲、ベストなプレイでアルバムを作りたかった」。「華」「BLUE」「恋歌」など、過去に発表したインストゥルメンタル(器楽)曲が中心の構成は、売れた楽曲を集めたいわゆるベスト盤という意味合いでなく、自信作を世界に問うという姿勢のようだ。選曲には、ラリーのレコード会社の社長に協力をあおぎ、欧米向きではないと判断された曲は外したという。その中で、和の雰囲気が漂う曲が数多く選ばれたのは興味深い