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石飛幸三に関するinakashogeのブックマーク (3)

  • 罪多き延命治療と特別養護老人ホーム 法律の未整備が本人と家族の苦しみを生み出す | JBpress (ジェイビープレス)

    石飛幸三医師に取材をしながら、特別養護老人ホームが抱える様々な問題を2回にわたって考えてきた。高齢化社会が直面しているテーマで、延命治療の是非を含む難しい問題だ。口から物をべられなくなって自ら消滅しようとしている生命に対して、最新医療技術を施術することで生命の時間延長を強制的に促すことが、果たして幸福なのか? 病院は治療や延命処置を最優先するものの、特別養護老人ホームの使命は少し違うところにある。要介護者の家族の大きな負担を軽減し、高齢者の残された時間を少しでも豊かにすることであり、そのためには「看取り」が重要になってくる。 「ホームの来の使命は、入居者の最期の時を静かに看取ってあげることだと思うんです。ところが、私が今の施設に来た時は、看取りの数はほとんどゼロ。すぐに病院に送りこみ、そこで亡くなるか、胃瘻(胃ろう)や経鼻胃管をつけて施設に戻ります」 「必然的に看護師の仕事は増大し、大

    罪多き延命治療と特別養護老人ホーム 法律の未整備が本人と家族の苦しみを生み出す | JBpress (ジェイビープレス)
  • まだほとんど解明されていない老人の体 死を敗北ととらえる現代の医学の盲点がここにある | JBpress (ジェイビープレス)

    動物であればごく自然な道理であるが、人間は高度に医療を発達させることで、この自然の摂理を超えた。寝たきりで物がべられなくても、鼻から胃に管を通す「経鼻胃管」や胃に穴を開ける「胃瘻」(胃ろう)などを使って、水分や栄養物を直接胃に送り込むことで、生き続けることが可能になったのだ。 当に患者のための「経鼻胃管」「胃瘻」なのか ただし、そこには多くの問題が伴っていることは、前回触れた通りだ。 難しいのは、こうした処置を施される患者の多くは認知症のために、自らの意思表示をしにくい点である。患者自身が「そこまでしないでほしい」と言えればそれまでなのだが、それができない以上、判断を下すのは家族となる。 家族にしてみれば、少しでも長く生きてもらうための方法があるのなら、それを拒否することには抵抗がある。ましてや医者から勧められれば、多くの場合それに従わざるを得ないだろう。 前回、口から物をべられなく

    まだほとんど解明されていない老人の体 死を敗北ととらえる現代の医学の盲点がここにある | JBpress (ジェイビープレス)
  • お年寄りは平穏に死にたがっている 末期医療を考える~(1) | JBpress (ジェイビープレス)

    『口からべられなくなったらどうしますか 「平穏死」のすすめ』というが今年の2月に出版された。著者は、40年以上外科医として活躍してきた石飛幸三医師。2003年刊行の『患者が決めた! いい病院ランキング』(オリコン・メディカル刊)では外科部門の1位になるなど、患者からも高い評価を得てきた医師だ。 同氏は現在、東京都世田谷区にある特別養護老人ホーム「芦花ホーム」の常勤医を務める。入居者の平均年齢は90歳で、9割が老人性認知症を患っている。長寿社会のまさに縮図である。 外科医時代は多くの患者を手術によって死から生へと引き戻すことが医師としての勝負であったが、今は人生の終末をいかに安らかに迎えるかという点に重点を置く活動に従事している。いわば、真逆の立場である。 そんな石飛医師が上梓した『「平穏死」のすすめ』には、高齢化社会を迎えた我々が考えるべき医療のあり方への示唆が満ちている。

    お年寄りは平穏に死にたがっている 末期医療を考える~(1) | JBpress (ジェイビープレス)
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