お年寄りは平穏に死にたがっている 末期医療を考える～（1） | JBpress (ジェイビープレス)

『口から食べられなくなったらどうしますか 「平穏死」のすすめ』という本が今年の2月に出版された。著者は、40年以上外科医として活躍してきた石飛幸三医師。2003年刊行の『患者が決めた！ いい病院ランキング』（オリコン・メディカル刊）では外科部門の1位になるなど、患者からも高い評価を得てきた医師だ。 同氏は現在、東京都世田谷区にある特別養護老人ホーム「芦花ホーム」の常勤医を務める。入居者の平均年齢は90歳で、9割が老人性認知症を患っている。長寿社会のまさに縮図である。 外科医時代は多くの患者を手術によって死から生へと引き戻すことが医師としての勝負であったが、今は人生の終末をいかに安らかに迎えるかという点に重点を置く活動に従事している。いわば、真逆の立場である。 そんな石飛医師が上梓した『「平穏死」のすすめ』には、高齢化社会を迎えた我々が考えるべき医療のあり方への示唆が満ちている。

[north-pole]

老人/末期医療はそれでいいのだろう（たぶん）。逆に子ども（重症心身障害児）では、胃ろう造設で体重も増え、気道感染も起こさなくなり、表情も豊かになる。こうした子どものことも知っておいてほしいとは思う。

[filinion]

三宅島方式に憧れる一方、今こうしてる間にも医学は進歩し、雑菌の繁殖を防ぐ胃瘻や肺炎を防止する処置も工夫されてるのだろう、とも思う。ともあれ、QOLが低い最期は悲惨。安楽に延命する方法はないのかなあ…。

[hatoken]

「安楽死」「尊厳死」「平穏死」言葉を変えれば受容されるというなら、いいですね。

[MXMXM]

安楽死が合法になればいいのに。その選択肢が増えるだけでも看取る側・看取られる側双方の様々な負担が減るんだろうに。

[kananaka]

縁起でもないと本人の希望を聴くことを躊躇っているうちに、機を逸してしまう。今尋ねても、何も答は返ってこない。「次の介護こそは」と思うけど、また同じことを繰返してしまいそうな自分がいる…。

[parallel-world]

母方の祖母が胃瘻するかどうか選択を迫られ、叔父夫婦は結局しなかった。金銭・介護面の要素も大きかったが、間違ってなかったのではないかと思う。／母も含め、迷いに迷った挙句の結論。

[kamezo]

親戚も口を出してきたりするので、非常に悩ましい問題。

[chochonmage]

自分の親や自分の時には「先生だったらどうします？」と尋ねてみよう。

[ROYGB]

水を与えるだけで苦しまずに死ねるというのは本当なのかな。餓死は苦しいという印象があるけど。

[yuigon_info]

「平穏死のすすめ」って、よく考えたらスゴいタイトル。未読だけど。

[NATROM]

良い記事。私自身も、私の親も、経口摂取不可能になっても胃瘻はつくらない。「先生のお母様だったらどうします？」と尋ねてくれたらいいのになあ、と思いながら、家族に胃瘻造設の説明をしている。

[REV]

管を入れないで水だけしか与えない状況の末の臨終の間際にやってきて、「栄養を与えないなんて殺人だ。裁判所に訴えて新聞社にタレコんでやる。留保の無い生の肯定を」と叫ぶ遠くの親戚への対応が気になる。

[sett-4]

三宅島出身の、あるご家族の方の言葉が印象に残っています。 　「病院でお世話になったので、管を入れると言われて断れなかった。こんな母親の姿を見るのは辛い。三宅島では、年寄りは食べられなくなったら水を与え

[fujikumo]

平穏死か。胃ろうの是非、三宅島では、食べられなくなった老人は水だけを与える、そうすると苦しまずに、一ヶ月後くらいに息を引きとるとか。