トップ > 福井 > 1月21日の記事一覧 > 記事 【福井】 県立病院が診療報酬を不適正請求 厚労省が改善指導 Tweet mixiチェック 2012年1月21日 がん治療などの診療報酬を不適正に請求していたとして、県立病院(福井市)が厚生労働省から、改善を指導されていたことが分かった。病院は本年度中に2010年9月から11年8月までの診療報酬を調べ、過大請求分があれば、健康保険組合などの保険者や患者に返還する。 県立病院などによると、厚労省と県が昨年9月、国民保険法に基づく特定共同指導を実施。同3~4月の外来、退院患者計50人のカルテとレセプト(診療報酬明細書)を抽出調査した結果、カルテの記載が不十分だったり、診療点数の算定を誤ったりして、悪性腫瘍(しゅよう)治療や肺血栓塞栓(そくせん)予防の管理料、退院時のリハビリ指導料などの診療報酬が、適切に請求されていないケースが見つかった。